山青く、水清き里へ

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 和歌山の田辺の山を分け入ったところに平瀬という風光明媚な里がある。今は、熊野古道(中辺路)
に続く道路ができ、付近に温泉「乙女の湯」も湧き出している。青少年の野外キャンプ場もあり、大きな
福祉施設も建設され、私の古い友人もご夫婦で施設の運営や地域の中心的な役割を担っている。
私は、今年も「暑くなる前においで」のさそいに、スケッチ道具を抱えて訪れた。今回は「雨男返上」で、
晴れ渡った空にさわやかな風も吹いている。紀伊田辺駅まで車で迎えに来てくれた彼は、「晴れたね~」
とニヤニヤしている。彼の家に着くとすぐに大きなケヤキの木の下でランチをいただき、いつものように
「4食昼寝付き」という贅沢な時間が始まった。今回はもうひとり、彼の知り合いのアメリカの青年が投宿し
ていて、こちらは、けっこう家事や野良仕事などかいがいしく働いていた。「働かざる者は食うべからず」と
いう諺もあるので、私は彼のログハウスの家を一生懸命スケッチして、「せめて宿代に・・・」と奥様にさし
あげた。その絵とは別に、熊野古道に通ずる道から『乙女の寝顔』といわれる山(半作嶺)をいれて平瀬
の郷のスケッチした。この里を見守るように女神が眠りについている。・・・・この山里で若い乙女には会
えなかったが、野生のサルやシカに会え、晩は星空のもと、川辺に飛び交うホタルを見ることができた。

玉葱、エンドウ、イチゴの収穫

たまねぎ 
今年もタマネギの収穫の時期がやってきた。毎年赤・白(黄)合わせて120株ほど秋(11月)
に植える。苗を植えるのは、けっこう腰にくるので、孫のTくんが大半やってくれていた。彼は
この4月から大学生、自炊生活なので送ってやりたいが、送料のほうが高くつくので写真だけ
でも送ってあげよう。彼とは時々”男の料理”と称してLINEでレシピを交換している。(簡単な
野菜料理が多いが、彼は「炒め物」、私は「煮物」を得意(?)にしている。
玉葱は保存が効く。娘の家や人にあげても秋の終わりまで食べられてべんりだ。それに血液
さらさら成分など体にもいいらしい。しかし、犬や猫にはエサにしたらいけないらしい。(動物に
くわしい次女にかなりやかましく言われていた。)でも昔飼っていた犬は、そんなことかまわず
に人間の残り物を食べさせていたが・・・。私の楽しみは、収穫を待ちきれず、赤紫の玉ねぎを
1株ずつ採ってきてスライスにして食べること。この辛味と刺激的な味がなんともいえない。
今の時期は、トマト、キュウリ、ナスなどの夏野菜の苗が育っているが、エンドウ豆やイチゴの
収穫の時でもあり、この1週間、孫や近所や友人にひとときの季節の味を楽しんでもらっている。

朗読と楽器演奏

ギター イタリアの児童作品
 隣りのT市で「私の街でクラシック」というコンサートがあった。
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノで”母の日によせて”♪愛の挨拶にはじまって、温かくやさしい
調べの曲が続いたあと、朗読と独奏ヴァイオリンによる「フェルディナンド~花のすきな牛」と
いうプログラムがあった。(物語:マンロー・リーフ  音楽:アラン・リドー)  朗読は関西芸術
座に属し、NHKの「朝ドラ」のナレーションや「ピーターと狼」等でオーケストラと共演している
藤田千代美さんである。狭山の公民館にも指導者として来られ、妻も毎月参加している。
 朗読と音楽は、絶妙な流れと間(ま)があり、2人のプロの「デュオ」は、物語を時に盛り上げ、
時にしんみりさせたり、聴く者をひきずりこんでいった。こんなすばらしい世界もあるのかと感動
し、物語の花の香りを嗅ぐことの好きな仔牛をあるがまま受け入れる母親のおおらかさまでが
伝わってきた。本を読むベレー帽姿の藤田さんの優しい笑顔が印象的でもあった。
 子どもの本の「読み聞かせ」にギターやクラリネットでも参加できたらいいのになぁ?
        (「ギター」F6大・・・国際児童画展よりイタリアの児童作品)

私の連休は もっぱら・・・

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世の中、ゴールデンウィークとやらで、行楽に出かける人も多い。私はといえば、ようやく体調
がもどってきたので、菜園の夏野菜の苗を植えたり、本屋に行ったりしてのんびりしている。
・・・たまたま本屋で目に留まった本があったので購入し、一気に読んだ。 (最近白内障の
手術のおかげで良く見えて読書が楽しい)・・・それは、復刻新装版『憲法と君たち』という
本である。著者は憲法学者であり、兵役で2年間中国を転戦し、戦後すぐ内閣法制局参事
官として日本国憲法の制定作業を中心になって支えた 佐藤 功さんという人だ。
この本は小学校6年生くらいから中学生に向けて、語りかけているように実にわかりやすく
書かれている。内容は読んでもらえば解るが、憲法の歴史からその必要性、国民の生活に
どう生かされているのかなど、子どもたちにも、納得のいくように説明されている。
憲法制定後8年くらいして出版されていて、その頃の子ども向けに書かれているが60年あ
まり経った今もその理念は生きている。70年間憲法が護られてきた所以もよくわかる。
「今の憲法は戦争で亡くなった多くの人々の尊い犠牲の上にある。だからこそ、民主主義と
基本的人権と、そうして平和、この三つはどうしても変えてはならない。・・・どうか君たちに
頑張ってほしい」という著者の強い願いがよみとれる。最後にもう一度、佐藤さんはよびか
けている。『憲法が君たちを守る。君たちが憲法を守る』と、・・・。

野球を楽しむ

キャッチャー (173x250)
野球ファンである私は、プロ野球ではやはり在阪球団を応援している。 昨日、今日
のパ・リーグの試合はなつかしい昔のユニフォームで試合をしていた。ソフトバンクは
南海ホークス、オリックスは近鉄バファローズの当時のデザインのものだ。今は無く
なった難波球場や藤井寺球場にもよく行った。一番応援していたのは「阪急ブレーブス」、
きっかけは父と知り合いの同球団の選手が小学校1年生の私におみやげに当時としては
高級品の皮のグローブをプレゼントしてくれたからである。だから、西宮球場もよく行った。
・・・私のようなオールドファンしかわからないかもしれないが、灰色の球団といわれていた
時代もあり、上田監督のもとに山田、足立、梶本の投手陣、そして韋駄天の福本、大熊、
加藤、長池・・・と続く個性豊かな選手たちが黄金時代を築いた昔がなつかしい。同時に
相手チームだった南海の右の杉浦、左の林両エースや近鉄の鈴木投手とあのノムさんこと
キャッチャー野村も好きな選手だった。勿論、今の選手たちも応援している。
                          (「キャッチャー」 水彩 F4)