春は旅立ちの時

当麻寺 春 (309x400)
 先日、私が住んでいる地域の小学校の卒業式に、参加する機会があった。
この学校は私の子や孫がお世話になった学校なので、なにか恩返しがしたく
「見守り隊」や、学校をサポートする行事にはできるだけ参加している。
卒業する6年生をながめていると、ついこの間まで、大きかったランドセルが
小さくみえる。学校に行く足が重く、母親が付き添って登校していた時期も
あった子が、高学年になったら1年生の子を励まし一緒に登校する姿に
変わっている。この小学校は、今年度「不登校児童」がゼロだったと聞く。
思いやりの心が育っているのかな。 寒い雪の降りしきる朝こんな事があった。
 私が旗を持って誘導していると、6年生の女の子が、私に「大丈夫ですか?」
と声をかけてくれた。見守っているはずの私が、逆に見守られているのか?
なぜか、幸せな気持ちになってきて、子どもたちを見送った。
                     (「当麻寺・春」・・・水彩 F6 )

寒さも彼岸までか?

近つ飛鳥の梅 (328x400)
「 寒さなど 無かったように 春が来た 」 大阪市の栄子さん 作
新聞でみかけた川柳だが、このごろの気候を素直に詠んでいると思う。
お腹の調子もよくなり、近つ飛鳥博物館に梅を観にいった。
満開で、写真に撮って楽しむ人が多い。ふと、珍しい梅の木を見つけた。
同じ木に赤と白の花が仲良く咲いている。私が「これは合わせ梅かな?」
といい加減なことをつぶやいたら、「咲き分けと云うんです」と妻がいう。
どっちでもいいじゃないか、楽しければ・・・・。  それより、
 明日は歯医者さんで、半年悩んだ末のわが分身の歯とお別れだ。
「 また一本、永遠の別れぞ わが戦友 」  つらいなぁ。∠( ^ o ^ ┐)
( 近つ飛鳥博物館にて 水彩 F6 )

今こそ必要な支え

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 今日は東日本大震災の発生から7年が経つ。テレビでは被災地の情況などを
特集している。私たちは、ともすると、被災した人たちや家族を亡くした人たちの
ことを忘れてしまいがちだ。あらためて、街の復興や医療や福祉、そして生活支
援に奮闘している人たちの事を知ることが大事だ。
その中で(新聞で)、自身も浪江町で被災した若い小学校の保健室の先生の
「子どもの心の居場所に」という記事が目に留まった。(記事の詳細は省くが )
地震と原発事故でその心にも大きな傷を負い、避難生活を繰り返し、環境の変
化になじめずに、悩みを言葉にして伝えることが十分でない子どもたちがいる。
 その子たちに向き合い、寄り添い、いかにして支えていくかに心をくだき、自分
が「子どもの心の居場所に」なろうとしている教師の姿があった。 
             ( 写真は「近つ飛鳥博物館」梅林にて)

春が来たというのに・・・

P1070160 (400x299)
 3月にはいって、「さあ、春だ。どこかへ出かけよう!」と思った矢先、・・・
こけちゃいました。妻がどこからかもらってきたノロウイルスとかにやられ、
バタバタと我が家は寝込みました。妻は軽傷で、私に移すと早々と回復して
外を歩き回り、私は、お腹の物は全部吐き出してその後も体重は落ち、楽し
みにしてた子どもとの♪音楽教室も中止せざるをえず、悶々としてました。
 寝ていて、30年前、胃潰瘍と大腸炎で入院した時のことを思い出していた。
ちょうど梅の咲くころ、人生で一番過酷な?働き方をしていた時で、今でいう
違法な?「裁量労働」だったのかもしれない。体重が11キロも減って、点滴
のみの生活が続き、よく乗り越えられたと述懐する。
 今回は気分もよくなってきて、頭は以前よりスッキリしている。4年前からの
仕事の整理をしている。資料の中の人物像がはっきり思い出せるほどだ。
たまたま、和歌山の田辺市で施設をしているMさんからメールがはいった。
「そろそろ、田舎においで~。ウグイスが鳴いているよ」・・と。
                      (「春の八幡堀」 水彩6号)

芸術の”春”

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 寒い日々が続いたが、やっと春の兆しが感じられる週末、コンサートと絵画展を
鑑賞してきた。♪アンサンブル・モーツァルティアーナ第80回定期演奏会と第32回
アゼリア展であるが、いずれもアマチュアの方たちである。でも、私からみるとその
レベルの高さはアマチュアとは思えないほどすばらしい。
 前者は、設立40周年、関西の大学のオーケストラで演奏していた社会人を中心に
最近は音大で専門的にやってきた人も含め、様々な立場のクラシック愛好者で構成
されている。私はプロ、アマどちらでも良い演奏が聴ければよい。ただ、私も地方の
大学オケに席をおいていたので、親近感があり、毎年のように聴きに行く。名前の通り
モーツァルトの音楽が中心で、今回もヴァイオリン協奏曲ニ長調と交響曲「ハフナー」
であった。最後にアンコールで私の好きなシューベルトの「ロザムンデ」をやってくれ、
嬉しかった。会場のいずみホールに響く音色も40年の年季が入っていたように感じた。
 アゼリア展は、地元狭山の絵画クラブではあるが、私の知り合いも数人いて、もう四
半世紀も描き続けているような指導者クラスの人もいる。そのひとり、(かつて、私が
指導してもらった)N さんの「雪の朝」はとくに感動した。つい先日アップした私の
「雪の街角」とくらべものにならない。この絵は「雪景色はこう描くんだよ」と教えて
くれた。そんな関係もあって、このブログに「雪の朝」をアップさせていただきます。
                 (「雪の朝」 F12号 西川政子氏の作品)