新しい年を迎えて

/陶器山緑道 (300x400)
 2018年は、どんな年になるのか、期待と不安は大きいが、少なくとも私たちの
戦後70余年続く平和と国民のまじめな営みが脅かされることがあってはならない。
私のブログはあえて趣味の世界を綴っているが、孫の世代に向かって、真剣に
見守っていきたい。   水彩画・音楽・野菜づくりの日記を今年もよろしく(^-^)/
 今日は、私の散歩コースのひとつでもある「陶器山ハイキングコース」を歩いた。
掲載のスケッチは以前に描いたのであるが、最近、ならの木や松の木の立ち枯れ
が目立つ。保護する団体の人たちが、原因を調べ対策に乗り出してくれている。
 その説明の立札を読んでいるとき、脱いだ上着のポケットから車のキーホルダー
が落ちたらしい。・・・気づかず、そのまま歩いて陶器山トンネルの上まで進んだ。
後ろから早足で追いついてきた年配の男の人から声をかけられた。
「車のキーを落としませんでしたか?」見れば、家のキーもついた見覚えある物。
「ありがとうございます。たしかに私の物です。」・・・・ありがたかった。男の人が
神様に見えた。・・・忘れ物、落し物がよくある私だが、新年から人の親切に接し
世の中が明るく見えてきた。ポケットの上からキーホルダーをしっかり押さえ、
一歩一歩、踏みしめて帰途についた。 
                   ( 「陶器山ハイキングコース」 水彩 F6 )
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水彩画の技法 講習

P1070039 (500x391)
 20日の日本列島は平年より冷たい寒気が流れ込み、この冬一番の寒さがやってきた。
大阪府の最高峰の金剛山でも初冠雪が観測された。私は信州の北の方で生まれたので、
雪景色はなつかしく感じる。ところが、これを水彩画で描くとなると難しい。
水彩画の白は基本的に画用紙の白を生かして表現するが、枝に降り積もった雪はまだしも
空から舞い降りる点々の雪は絵の具だけで白色の点を残していくのは至難のわざである。
 そこで、絵の会のリーダーのKさんが、講師を呼んできて普段は使わないような「水彩画
の技法」の講習会をしてくれた。その一つが<マスキングのテクニック>である。簡単に言
えば、枝に降り積もった雪はマスキングインクでペン描きし、舞い降りる雪は歯ブラシ
にマスキングインクをつけて、全面にスパッタリング(はじく)するのだ。そのあと全面に
青色をぬり、下塗りが乾くのを待って、木の幹や枝に着彩する。最後に絵の具が乾いたら、
指の腹でマスキングインクを落とすと、白い雪が浮き出てくる。・・・「わぁ、すごい!」
と感激してまわりの人の絵をみると、もっとすばらしい雪景色ばかりだった。この講習で
他に<スクラッチ>や<ドライブラシ>などの技法を学び、少し賢くなった気分になった。

はばたき フェスタ

おわり坂風景 (187x240)
 私の住む街は人口5万あまりで、市民が文化的な行事をするには
ちょうど良い大きさである。今日は秋晴れのよい天気で、狭山の福祉
文化ゾーンのイベント『はばたきフェスタ』があった。たくさんの人が集
まり、大盛況であった。私たちのバンドも参加し、なつかしい歌の伴奏
をつとめた。小さい子どもたちからお年寄りまで、家族連れが多く、趣
味の作品展や音楽・舞踏・演芸など盛りだくさんであった。
 地域のコミュニティづくりが大事な今、人と人を繋いでお互いが楽しく
交流していくことはすばらしいことである。それを支えている関係者や
ボランティアの人たちに「ご苦労様」を言いたい。
( 「おわり坂付近」 水彩 F4 )

四十九日 法要

コスモス (453x608) (253x340)
 この時期は雨が多い。 列車が九州の西の端のローカル線をしばらく走ると妻の
ふるさとの山が見えてくる。思えば3年前もこの時期、私の兄の葬式に向かった。
今回は義姉の四十九日(忌明け)の法要に向かうためだった。
 法要はしめやかに行なわれ、住職の「一つひとつの花が実をむすび、やがてその
なかのいくつかの実が次の世代の命となっていく。・・・」というありがたい話を聴いた。
あとの食事会では、同年代の親類の者たちは、「こんな機会でしか会えないなんて・・・」、
と言いつつ、お互いの再会を喜び合った。故人を偲びつつも「・・次は私の番よ」などと、
冗談を交えながらの、むしろ明るい食事の会となった。妻は、姉とともに従姉妹たちとも
日頃から仲が良く、よく連絡をとりあっていたのでより元気づけられたようだ。
ひとが好きで、ひとを大事にしてきた笑顔の義姉の遺影の前で、みなさん一層絆(きずな)
を深められたようだ。            ( 「コスモス」 水彩 F4 )

小さな空

たきはたダム (240x201)
 私の好きな歌のひとつに『小さな空』という曲がある。武満 徹さんの作詞・作曲である。

          ~ 小 さ な 空 ~

 青空みたら 綿のような雲が 悲しみをのせて 飛んでいった
 
 いたずらが好きで しかられて泣いた こどものころを思い出した

・・・・にはじまる歌詞で、誰の胸にも 自分の小さかった頃を思い起こさせるであろう。
私は、ふるさとの景色とともに、若くして亡くなった母のことを思い出す。この歌は
メロディが自然の息で、静かに流れるように無理なく歌える。 なつかしさはあるが
そんなに感傷的にもならず、ほんのりとした温かさを感じる。できたら、こんな歌を
創って歌ってみたい。              (「滝畑ダム」 水彩 F10 )